Photo by Nanako Nishiyama
「フフフッ、まさかこんな展開を予想してはいなかったでしょう。そうです、理事長を殺したのは、この僕です。

どこから話せばよいでしょうか。以前、聞き込みにいらした時にもお話しましたが、僕は理事長を愛していました。もう彼女しかいないと思っていたんです。

それが…。彼女は、僕と付き合いながらも、他に何人もの男と交際していました。Dr.TETTAに近づき、さらにはDr.PIROSHIまでものにしようとしていました。だから、彼女はDr.PIROSHIとRYONの仲を裂こうとしていたのです。

しかし、彼女は僕のものです。誰にも譲ることはできません。もう離したくない。永久に自分のものにするにはどうすればいいか…。僕は、彼女の殺害を思いついたのです」