茶色とグレーは、同性同士と異性同士の組み合わせでは、大きくその運が異なります。茶色とグレーが同性同士の場合は、特に可もなく不可もなく、ですが、仕事のパートナーとしてはかなり素晴らしい成果を上げることができます。また茶色とグレーが異性同士ならば、恋人、夫婦としての相性運は素晴らしいのですが、仕事で組むのはあまりおすすめできません。

茶色とグレーは、初対面のときからよい印象を抱きます。双方とも自分の魅力を自分で自覚していないところがあり、また不器用で、言動がかなり控えめです。それがお互いに好感を持つ理由で、最初から大きな魅力を感じないまでも、「心から信頼できる人」という印象が胸に刻みこまれます。

茶色とグレーは、本人たち以上に、周囲の人間にとって、とても心地よい組み合わせとなります。それぞれに静かな個性を発揮しながらも、社会人としてのマナーやルールを守り、ふたりが一緒にいることで、ますます道徳心、社会意識は向上します。ただし、周囲からは評価されても、当人同士は「やや退屈な関係」と思っているかもしれません。

茶色もグレーも、自身では行動しなくても、派手なパフォーマンスができる人間がとても好きなのです。特に恋愛の場においては、自分では言えないけれど、相手には恥ずかしいくらいに「愛してる」と、連呼して欲しいタイプです。ですので、自分と同じようにどこか不器用な相手に対し、ちょっと物足りない気持ちを抱くこともあるでしょう。

茶色とグレーは、学校や職場など、社会の中のあらゆる場所で出会いやすい運命にあります。たまたま出会うと、特に意識しなくても、自然な形での交流が始まります。同性同士では仕事で組むと、安心感のあるきちんとした結果に結びつけることができます。ただし、プライベートで一緒に遊んだり、共通の趣味を持ったりという気持ちにはなれないでしょう。信頼はできるけれど、刺激のない相手と感じてしまうからです。

茶色とグレーが異性同士の場合は、ほとんどのケースが、ややグレーのほうが茶色に対する思い入れが深く、追いかける形となります。グレーにとって茶色は素晴らしく魅力的で、なんとしてでも手に入れたい存在となります。一方の茶色は、最初は「感じのいい友人」程度に思っていたグレーが、少しずつ身近な存在となり、やがてかけがえのない存在ではないか、と思うようになります。

ふだんは不器用なグレーですが、勇気をふるって茶色に恋心を打ち明ければ、必ずグレーは茶色の言葉に心を動かされ、唯一無二のよきパートナーとなるでしょう。ただし、茶色とグレーが異性同士の場合は、決して一緒に仕事をしないこと。仕事の場ではなぜかプライベートで付き合うときのように心が通じ合わず、うっかりミスが重なり、運気が落ちる傾向があります。茶色とグレーが異性同士の場合の相性運は、恋愛時代より、結婚後のほうが上昇します。特に子供ができてからは、静かで安定した平和な家庭を築くことができるでしょう。