SkyBlue & Black  水色と黒の相性を診る

水色と黒の組み合わせは、特によくも悪くもない、ごく普通の相性です。水色は、自分の育った家庭や環境に対して大きな不満や疑問を持たず、素直にすくすく育ったタイプの人間です。一方の黒は、自分を取り囲む社会の在り方に疑問を持ち、やや屈折したものの見方をする傾向があります。そんな対照的な性質を持つふたりですが、個性の違いが際立っているにもかかわらず、特に相性が悪いということはありません。

黒はとても自意識過剰で、本来は社会に対する不安感が強いのですが、それが表面には現れず、むしろ強気の姿勢となって見えています。また、黒はオリジナリティがあり、才能にあふれているのですが、マイペースで自分中心の部分があり、集団の中ではやや浮いた存在となりがちです。一方の水色もある意味臆病で、集団の中ではなかなか自己主張ができず、人間関係はうまくいくものの、個性が埋没する傾向にあります。

そんな水色は、初対面のとき、個性的な印象のある黒に強くひかれます。自分にはないオリジナリティや自己主張の強さ、自分の意思を貫く頑固さにあこがれるのです。一方の黒は、水色に対し特に強い関心は持ちませんが、他の人間のように自分を煙たがる部分がない点を心地よく感じます。他の人には心を開かない黒も、水色にはわりと素直に、警戒心なく話ができるところがありますす。

水色と黒は、気楽な友人として付き合うには問題はありませんが、一歩踏み込んだ深い付き合いになると個性の違いが壁となり、さまざまなトラブルが起きてきます。いちばんの問題は、ふたりを取り囲む友人の質の違いです。水色の友人と黒の友人は、本質的な部分で相容れません。黒の友人は水色の庶民感覚を嫌悪し、水色の友人は黒のマイペースぶり、自己本位な部分が気に入りません。

黒と水色が仕事で組む場合も、そういった個性の違い、交遊関係の違いが影響し、緊密な連絡をとりながら進める仕事ではスムーズにいかない部分が出てきます。会社の中で一般職の同僚として接するぶんには問題はないのですが、企画や制作など個人のオリジナリティがポイントとなる仕事の場合、時にトラブルが発生することもあるでしょう。ただ、やや消極的な水色の性格と、コミュニケーション下手の黒の性格が、それ以上のぶつかり合いを避けようとするため、深い亀裂をつくるまでには至りません。

水色と黒が異性同士だった場合、ロマンティックな恋愛関係になる可能性があります。でもどちらかといえば、水色が黒を追いかける形となるでしょう。水色が黒にあこがれ、黒の世界を理解したいと強く望みます。また、黒も素直に自分の世界を認め、受け入れようとしてくれる水色に、好感を持ちます。同性同士であればストレスになるような個性の違いも、異性同士になれば、恋のスパイスとなるでしょう。

ただ、異性同士でも、ふたりが現在住んでいる環境の違いや、世界観の違いには注意が必要です。ふたりだけで過ごしているときは問題にならないことも、それぞれの家族や友人が関係してきた時点で、さまざまな問題となってきます。孤立型の黒に対して、友達が多い水色。黒はいつもふたりだけで過ごしたいと思っても、水色の周囲にいる家族や友人たちは、あれこれ口を挟んでくるでしょう。お互いの個性の違いを理解し、ある程度は許し、譲り合う気持ちがないと、ふたりの相性運はよくなりません。

数値で見た相性度と未来
基本的な相性度
60パーセント
恋人、結婚相手としての将来性
70パーセント
仕事の相性度
30パーセント
仕事の相性度(創造的な仕事)
70パーセント
金運
30パーセント