紫と紺の相性はかなりよいほうです。紫は、とても個性的でオリジナリティがあり、マイペース。社交性があまりなく、友人関係は狭いので、行動半径も限られています。また排他的なところがあり、自分の世界に閉じこもっていると、世間の人から見られるところもあります。

そんな紫の個性は、紺から見ると、とても魅力的で、アーティスティックに映ります。紺は人との和を尊重するあまり、自分の個性を殺しがち。だから、オリジナリティにあふれた紫がうらやましく、またそのセンスやポリシーを尊敬してしまうのです。

紺は、気配りの人で協調性があり、誰とでもうまく付き合える人です。紫にとって紺は、自分にはない社会適応力を備えた、安心感の持てる人間です。チームプレーが苦手な紫にとって、社交性のある紺はとても大人に見えます。一緒に行動すると、紫の人付き合いの悪さを紺がサポートしてくれるため、紫は安心して集団の中にいることができます。

そしてふたりが異性同士なら、甘美で素晴らしい恋愛の相手となるでしょう。もし紫が男性で紺が女性であった場合、アーティスティックで個性的な彼を彼女がサポートし、能力を最大に引き出してくれるでしょう。反対に、紺が男性で紫が女性だった場合は、臆病で不安がいっぱいの彼女にとって、彼はとても頼りがいがあり、一緒にいると安らいだ気持ちでいられるでしょう。紫と紺は、とてもよい相性運を持っているのです。

ただ、このふたりの場合注意しなければならないのは、ふたりの周りの人間との関係。さまざまな意見が飛び交い、ふたりの仲を周囲に引き裂かれる可能性があります。特に、紺の友人や家族たちは、紫にあまりよい印象を持ちません。ふたりきりでいればとてもよい相性ですが、紺の家族や友人など、周囲の人が関わってきたとたんに、ふたりの仲はギクシャクしだします。

一見、そのようには見えにくいのですが、紫は自分の仕事に対してとても責任感が強い人です。特に芸術関連の仕事、技術職の場合は、その傾向が強く、エキスパートといわれる存在になるでしょう。紺はどちらかといえば、器用貧乏で、何かのエキスパートというより、どんなことでも無難に、平均的に仕事をこなすタイプです。

紺と紫はプライベートでの相性もよいのですが、仕事での相性もかなりのものです。それがクリエイティブな仕事や、特殊技術に関する仕事なら、さらにふたりの能力が生かされるでしょう。ひとりではなかなか形にならないことが、ふたりでいることによって、結果に結びつきます。紺と紫は、何かを一緒にチャレンジしていくのに向いている相性で、共に夢に向かって進めば、きっと大きな運を呼び込むことができるでしょう。