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両親共に肥満の場合、その子どもが肥満になるのは50〜75%と、かなり高率を示しています。片親が太っている場合は40%、両親共にやせている場合は10%弱となります。 ごく最近の研究では、“太る体質”は遺伝的な要素が高い、ということがわかっています。ただ、どこからどこまでが遺伝で、どこからどこまでが生活習慣によるものか、という区分けはまだできてなく、これからの研究を待つしかありません。 |
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少し前までは、肥満の人のうち30%が体質の遺伝で、残り70%は、遺伝ではなくふだんの食生活が間違っていたために太ったと、言われていました。特に母親が太っていると、その子どもも太るケースが多いのは、遺伝因子が強いことに加えて、生後、母親の食習慣に影響された可能性も否定できません。母親が太っていると、その子どもも太りやすいのですが、これは脂肪細胞の数が増える時期の大部分は、母親が子どもの食生活をコントロールしているからともいえます。 肥満を決定するのは、体質の遺伝ばかりでなく、食習慣も大きな鍵を握っているのです。 |
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