「意識でやせる」日常生活を再点検するだけで、ダイエット効果はグンとアップ

視覚や聴覚を応用する以外にも、食欲を抑える方法はまだまだあります。

1 緊張感のある生活は食欲を忘れさせる。
体が緊張していると、交感神経が働いて食欲は自然と抑えられてしまいます。仕事や勉強に熱中していると、時間のたつのが早く、食事を忘れてしまう経験はだれにでもありますが、まさしくこれです。ダイエットを始めたら、いつも以上に体をテキパキと動かして食べもののことなんか考えないくらいにしましょう。編みものや読書など、神経を集中させてくれる趣味も、食べたいと思う気持ちを感じにくくする効果 があります。

2 ランチはひとりで食べる。
仲のいい友達や家族そろっての食事は楽しいもの。でもダイエット中の人には、あまりお勧めできません。というのも、気のおけない人との食事は、気持ちをゆったりとさせてしまい、食欲を高める結果 となるからです。そのうえ、楽しい会話が食欲増進剤の役目を果たし、気がつけぱ食べすぎ…という結果 が待っています。ダイエットを決意したら、少なくともランチだけはひとりで食べる習慣をつけましょう。ただし、周囲の人たちから「付き合いが悪い」と誤解をされないよう、きちんとダイエット宣言をしてください。

3 食事前に熱いシャワーを浴ぴる。
熱いシャワーは体を緊張させ、食欲を抑えます。反対に、ぬるめのお風呂にゆったりと入るのは、心身をリラックスさせると同時に食欲を増進させてしまいます。ダイエット中は熱いシャワーだけ浴びるようにします。

4 恋をすると食欲はダウンする。
よく“恋する女性は美しくなる”といわれますが、これは彼に少しでも美しく見られたいという緊張感のせい。彼のことを考えると、食事ものどを通 らない、なんていう感情も、すべては緊張感が作用してのこと。女性は他人に見られることによって、どんどんきれいになります。ましてや、その対象が好きな男性であればなおさら。恋をすると食欲がなくなるというのもわかりますね。