監修/青山ダイエット塾主宰 七尾史

「低インシュリンダイエット」が現在のようにブームとなったのは、2001年の秋、テレビの番組で取り上げられたことがきっかけでした。ですが、実はこの「低インシュリンダイエット」理論、つまり、食品のGI*値を算出し、食餌療法に取り入れるというのは、アメリカでは20年以上前に提唱されており、糖尿病治療の現場でも使われてきました。日本では今から15年前、一部の女性雑誌で取り上げられ、静かな人気を誇っていました。それが、青山ダイエット塾が提唱する「ポイント式ダイエット」です。
*GI値(グリセリミック・インデックス )=食品が血糖値をを上げる速さを表した数値。

現在、マスコミで取り上げられている「低インシュリンダイエット」は、大ブームとなり、理論はある程度定着してきているのですが、ダイエットを実践する段階で必須の「食品リスト」が充分ではありません。実際にダイエットを行う人にとっては、食品リストは最低でも1500品目は必要です。つまり、現状の「低インシュリンダイエット」は、理論だけが先行し、一般の方が実践するには、やや難しいものになっているというのが実情でしょう。

また、やせる基本はダイエット(食餌療法)ですが、食品のGI値だけにこだわっても、確実にやせるということにはつながらないのです。同様に、カロリー計算法で行うダイエットも、プラスマイナス15パーセントの誤差があると言われており、やせるメソッドとしては、完全とはいえません。

カロリーの消費、体の代謝状況は、個々の体質によって異なりますし、また同じ人間でさえも、日によって異なるのです。ですので、食べている食品のカロリーやGI値に、ヒステリックにこだわったとしても、どれほどの意味があるかは、疑問です。

そういった事実を踏まえると、いったい何を基準にダイエットを行ったらいいのか迷ってしまいそうですが、やはり体重管理を行うためには、なんらかのメソッド必要であり、その結果編み出されたのが『ポイント式低インシュリンダイエット』という方法でした。

これは青山ダイエット塾を主宰する七尾史自身が、20代前半から糖尿病を患い、当初は自分の血糖値コントロールを行うために考案したものでした。誤差が多く、計算の面倒なカロリー法のマイナス面をカバーし、 食品のGI値や、食品の持つ代謝促進能力(栄養バランスのよさ)を踏まえた『ポイント式低インシュリンダイエット』は、「より簡単に」「継続しやすい」「リバウンドしにくい」を基本にした、 実践向きのダイエット法です。
(食品リスト作成協力/管理栄養士・水の江清美)

ポイント式で使用する食品リストは、食品のすべてに「GI値、カロリー、栄養素、その他」を検討した上で、独自に算出した「点数」がついています。ダイエットを行う人は、この食品リストを基本に、3か月単位、半年単位で食餌療法を行います。

(1) ダイエットスタート前に、選択形式のテストを行い、体質や生活習慣などの「傾向分類」を行う。

(2) 減量目標体重、目標期間、傾向分類を踏まえ、「持ち点」が決定される。これは、1日に食べてよい量の目安となる。持ち点以内の点数でおさめるなら、何を食べても構わない。

(3) 長期にわたる場合、および多くの減量を求める場合は、もう少し細かい メソッドの追加が必要。追加するメソッドは、以下のものとなる。

◆ それぞれの食品ついた「栄養能力と食品群」を表す「分類マーク」を基準に、それらをバランスよくとる。
◆ 長期戦のためのスケジューリング。(減量曲線が横ばい、あるいは上昇する時期のケア、および精神的リバウンド時期のケア)
◆ダイエットを効率よく、健康的に進めるために運動療法を加える。有酸素運動はダイエットの弊害となるので、ストレッチなどのゆったりした運動を推奨。

1987年、東京・青山に設立。代表者/七尾史 監修/水の江清美(管理栄養士) 
さまざまなスリミング法、シェイプアップ法について研究し、印刷媒体を中心に情報提供を行っている。オリジナルダイエット法として、『ポイント式ダイエット』『ミネラルウォーターダイエット』『マインドコントロール・ダイエット』その他。また、ダイエット関連グッズなども開発し、中でも1992年に発売を開始した、七尾史考案の耳のツボを刺激して食欲コントロールする『スリムイアリング』は、通販商品として大ヒット。また、磁気を利用して足のむくみをとる『スリムアンクレット』も、数カ所のインターネット通販で購入することができる。

◆青山ダイエット塾・七尾史著作物

『1990年 女性自身ダイエットムック』(光文社刊)
『1991年 女性自身ダイエットムック』(光文社刊)
『1992年 女性自身ダイエットムック』(光文社刊)
『1992年 CanCamダイエットムック』(小学館刊)
『1993年 女性自身ダイエットムック』(光文社刊)
『1993年 CanCamダイエットムック』(小学館刊)
『1994年 女性自身ダイエットムック』(光文社刊)
『1994年 CanCamダイエットムック』(小学館刊)
『DIET BIBLE』(光文社刊)
『間違いだらけの塾選び』(扶桑社刊)
『マインドコントロール・ダイエット』(小学館刊)
『マインドコントロール・ダイエット』(SONYビデオ)

※ 上記以外に、テレビのダイエット番組の監修、講演活動等。青山ダイエット塾提供の『ダイエット・コンピュータ診断』は、女性セブン、マフィン、週刊女性、女性自身、SAY、VIVI、CanCam他、女性誌多数が取り上げている大ヒットコンテンツ。

※ 連絡先E-mail diet@ladyweb.org