カルシウムを最も多く含んでいる食品といえば、まず第一にあげられるのが牛乳と乳製品。しかも、体の基礎をつくる良質なたんぱく質もたっぷり含まれています。うれしいことに、乳製品はバターやチーズ、またヨーグルトやクリームなどバリエーションも豊富。飽きずにいろいろ楽しめるでしょう。でも、牛乳コップ1杯200ccで約120kcal、生クリームになると、これがぐんとアップして420kcalにも。ちょっと気になるエネルギー量です。くれぐれも、低脂肪、低カロリーのものに替える工夫を。最近は、脂肪分を抑えた牛乳やヨーグルトなどが豊富に出回っています。サラダのドレッシングなどにも応用して、おいしく食べる工夫をしましょう。丸内の数字はすべて100gあたりのカルシウム量とエネルギーです。

<料理には脱脂ミルクを上手に利用>
●脱脂牛乳 100mg 32kcal
普通の牛乳に比べてカロリーが約半分。味は普通の牛乳と変わらず、しかもカルシウムをはじめたんぱく質や各種ビタミン類も変わりません。
<コーヒー、紅茶の友はエバミルクで>
●エバミルク 41mg 222kcal
コーヒーホワイトナーと呼ばれるコーヒー用ミルクは100gにつき528kcalと高脂肪、カットするのが無難です。

<オイルやマヨネーズはヨーグルト、カッテージチーズに替えて>
●ヨーグルト 120mg 76kcal
フルーツの相性のよいヨーグルトも活用しましょう。あり合わせのフルーツの皮をむき、きざんであえるだけ。たくさん食べたい食品です。
●低脂肪ヨーグルト 110mg 60kcal
食生活にすっかり定着した低脂肪ヨーグルト。フルーツ味などバリエーションも。
●カッテージチーズ 55mg 105kcal
ダイエットにおすすめなのがカッテージチーズ。野菜とあえてよし、フルーツに混ぜてよし、使い道はいろいろ。もちろんそのままでもおいしい。レモンをキュッと絞ると味がいっそう引き立ちます。

<チーズは低カロリー、高カルシウムのナチュラルを活用>
●カッテージチーズ
●ゴーダチーズ
●エダムチーズ
55mg 105kcal
680mg 380kcal
660mg 356kcal
ダイエットにおすすめなのがカッテージチーズ。野菜とあえてよし、フルーツに混ぜてよし、使い道はいろいろ。もちろんそのままでもおいしい。レモンをキュッと絞ると味がいっそう引き立ちます。