バスエステ
中温反復入浴法
就寝前に中温入浴法を実行すると、体の芯から温まるため、体温が上がり墓礎代謝を高めます。これを続けていけば、就寝中もエネルギーが消費されるので、やせることができるのです。この入浴法は、かかり湯から浴後の休憩まで、全部で7ステップあります。入浴のタイミングは食後1時間半、運動後はおよそ1時間以上たってからがベスト。
     
STEP1かかり湯
STEP 1かかり湯

湯船に入る前にお湯をかけます。
このステップには、体の汚れを落とすほかに、心臓などに余計な負担をかけないため、これら入浴するという環境の変化を体に伝える意昧もあります。まずは脚、腰、おしり、さらに腕、肩、おなか、胸と心臓に遠いところから順にお湯をかけていきましよう。
シャンプーをするなら、このとき頭からお湯をかぶって髪の毛をぬらし、キャップをして髪と頭皮を充分に蒸らしておくと、汚れが落ちやすくなります。

 
 
     
STEP 2プレ入浴(5分)

体を入浴という環境に慣らし、その日の体調をみるステップです。パスタプにはゆっくりと静かに入りましょう。このときのお湯の温度(38〜40度C)を熱いと感じたり、ぬ るすぎると感じる場合には、自分の皮膚感覚にあわせて微調整します。熱くしすぎないように注意して。
このプレ入浴で皮膚が水分を吸収し、表皮がやわらかくなるので汚れが落ちやすくなります。

 

STEP2プレ入浴
 
     
STEP3休憩

STEP 3休憩(5分)

バスタブから出ると湯の水圧から解放され、全身の血液が一気に流れます。そのために、脳へ巡る血液が減るのを調節しようとして、内臓の諸器官が活発に活動し、エネルギーが消耗されるのです。立ちくらみ防止のためにも、パスタプからは静かにそっと出ましよう。
髪を洗う場合は、このステップの時にシャンプーを。

 
 
     
STEP 4メイン入浴(8分)

本格入浴を行います。 適温を守っていれぱ、体がつらいということはないはず。どうきが激しい場合は温度が高い証拠です。温度をもう一度確認しましょう。4〜5分すると額や髪の生え際から汗が出始めます。この汗には老廃物が含まれているので、お湯をかけて流します。

STEP4メイン入浴
 
     
STEP5休憩

STEP 5休憩(5分)

体の活性化のため、もう一度バスタブから上がって休憩します。貧血防止のために、いままで以上にゆっくり出ます。脚を曲げすぎると、血液の循環が悪くなるので、脚が楽にできる腰かけを用意。
このステップで体を洗います。力を入れず、優しく洗いましょう。休憩の時間は体が冷えない程度が目安です。

 
 
     
STEP 6フォロー入浴

最後の入浴です。この段階になると体の芯から温まり、バスタブに浸っているだけで汗が流れてきます。表面 の汚れだけでなく、汗腺、皮脂腺に詰まっていた汚れも汗といっしょに流され、体の奥からきれいになれる大切なステップです。本を読んだり、音楽を聴いたりして楽しみながらがんばりましょう。元気のある人は、エクササイズや腹式呼吸を行うのもよいでしよう。ただし、心拍数もかなり上がっているので、入浴後3分たってから。

STEP6フォロー入浴
 
STEP 7浴後の休憩(20分)

バスルームから出たら、流れる汗をきれいに拭き取ります。疲労を残さないために、吸湿性のよいバスローブなどを着て、すぐ横になりましょう。横になれない時はイスにすわって休みます。このとき、枕を頭に当て、脳に血液が流れすぎないようにします。高さは枕をふたつ重ねた程度で。
また、長い入浴時間、活発に動いた内臓に余計な負担が加わらないよう安静にして。ここで、水分やミネラル、ビタミンを補給しますが、食事をする場合は必ず30〜60分以上休んでからにします。

 
STEP7浴後の休憩



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